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DISCOGRAPHY |
MIDNIGHT MADNESS (1983) |
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1. |
(YOU CAN STILL) ROCK IN
AMERICA |
2. |
RUMOURS IN THE AIR |
3. |
WHY DOES LOVE HAVE TO
CHANGE |
4. |
SISTER CHRISTIAN |
5. |
TOUCH OF MADNESS |
6. |
PASSION PLAY |
7. |
WHEN YOU CLOSE YOUR
EYES |
8. |
CHIPPIN' AWAY |
9. |
LET HIM
RUN |
NIGHT
RANGERがついにブレイクしたセカンドアルバム。 このアルバムはロックソングと美しいバラード、そしてポップでキャッチーな楽曲がバランスよく並んだNRの最高傑作だと思う。もちろん最も大好きなアルバムである。 おそらく最もバンド内の状態が良く、油の乗り切った状態だったのだろう。そんなバンドに初のシングルヒット(全米5位)が生まれるが、その[4]以外にも素晴らしい楽曲が目白押し。捨て曲は見あたらない。質の高い楽曲が揃っている。またNRの特徴であるツインギターももちろん聴くことが出来る。 アルバムTOPは代表曲、そしてNRの代名詞とも言える[1]だ。この曲は常にライブのアンコールラストを飾ってきた。キャッチーなサビをもちスピード感がありライブにはかかせない。またギターソロでのジェフのエイトフィンガー奏法も聴き所か。 続く[2]はギターのボリューム奏法によるイントロが印象的。独特の雰囲気がある曲だ。ジャックお気に入りの曲。もちろん自分もとてもお気に入り。キーボードがまたいい働きをしてると思う。そんなスピード感がある訳ではないのにね。好きな曲だ。 2曲続いたジャックのボーカルから、次は2曲ケリーのボーカルにバトンタッチ。[3]は終始ギターが活躍するスピード感ある曲。十八番のツインギターのハモリが聴ける。そしてドラマッチックなバラード[4]。NRの楽曲の中で最もチャート上位にたった曲である、代表曲。いいかげん飽きるほど聴いたけど、改めて聴くと他のバラードと違った独特な美しさがある。 そして次はまたジャック。アルバム中最もハードロックな[5]。もちろんこれもいい。そして少しずつフェードインしてくるイントロから[6]が始まる。こういうストレートなエイトビートの曲が実は結構好きだったりする。でも次の[7]には負けるけど。 [7]はNRの楽曲の中でも3本の指に入るぐらい好きである。ポップでキャッチーで最高。Aメロをジャック、Bメロはケリー、そしてサビは2人歌うというボーカルも特徴である。ライブバージョンだともっとテンポアップしてさらにかっこいい。 [8]は他の曲に比べるとやや印象が弱いけど、全然及第点。そしてアルバムの最後はドラムのないアコースティックの美しいバラード[9]で締めくくられる。 バラエティに富んだ素晴らしいアルバム。アメリカンロックを語る上でははずせないアルバムでしょう。初めて買うなら(ベストを除く)これが絶対おすすめ!
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