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DISCOGRAPHY |
NEVERLAND (1997) |
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1. |
NEW YORK TIME |
2. |
AS ALWAYS I REMAIN |
3. |
NEVERLAND |
4. |
SLAP LIKE BEING BORN |
5. |
SOMEDAY I WILL |
6. |
I DON'T CALL THIS LOVE |
7. |
SUNDAY MORNING |
8. |
ANYTHING FOR YOU |
9. |
MY ELUSIVE MIND |
10. |
FOREVER ALL OVER AGAIN |
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Bonus Track |
11. |
(YOU CAN STILL) ROCK IN AMERICA
'97 |
解散から7年ばかり、ついにNRが帰ってきた。再結成後初のアルバム。 その音を聴くまではおそらく誰もが期待半分、不安半分といった感じだったのではないだろうか? そして自分の聴いた感想はというと、絶頂期の頃の作品にはもちろん及ばないけど十分欲求は満たしてくれた作品だった。その理由としてバラードが相変わらず素晴らしいことだ。[2][5][10]と要所要所に組み込まれ三者三様の感動を与えてくれる。どのバラードも優越をつけ難いほど好きだなあ。ところで、「MAN
IN MOTION」以来、DAMN
YANKEESも含めてアコースティックギターで作ったんだろうと思われるバラードが多いが、欲をいえば昔のようなキーボードが主役のバラードも聴いてみたいものである。 また、問題のロックソングだが、アルバムタイトルともなっている[3]やトップの、なんとなくNRらしい[1]は良い。あとは昔のハードロック的な曲とは言えない普通の軽めのロックソング的な[4][7][9]が受け入れられるかどうかだろう。ちなみに無理やりハードに作ったような初期っぽい[6]は好きではない。リメイクされてる[11]を聴いても思うことだが、ジャックのボーカルが昔と比べ明らかに弱くなっている。だからハードな曲はバックに負けてしまうのだ。 また、問題としてもう一つ、音作りが(プロデューサーはロン・ネヴィソン)ちょっとドライというか地味というか、過去のアルバムのようなダイナミクスに欠けていると思うのだが。 と、いくつか否を挙げてみたが、アルバムは十分及第点。 NRに何を求めているかによって評価は変わるだろうが、バラードやメロディ好きなら気に入るはず。
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