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DISCOGRAPHY |
FEEDING OFF THE MOJO(1995) |
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1. |
MOJO |
2. |
LAST CHANCE |
3. |
TRY(FOR GOOD REASON) |
4. |
PRECIOUS TIME |
5. |
THE NIGHT HAS A WAY |
6. |
DO YOU FEEL LIKE I DO/ TOMORROW
NEVER KNOWS |
7. |
MUSIC BOX |
8. |
LONGEST DAYS |
9. |
TELL ME I'M WRONG |
10. |
SO FAR
GONE |
NR解散後、ソロ活動をしていたブラッドとケリーが組み、そしてゲイリー・ムーン(ベース&ボーカル)を迎えてトリオ編成のNRとして活動を行い作成されたアルバムがこのアルバムである。 このアルバムはNRの歴史の中でも特殊な位置にあるアルバムで、参加してないジャックやジェフに言わせればあれはNRとは違うバンドのアルバムということになる(このアルバムをカウントするとアルバム「SEVEN」は8枚目ということになるからね)。 発売時のレビューではこれはNRを名乗っているが皆が頭に描くようなNRのサウンドではない、というのがあり、やっぱり当時は自分も聴かなかった。今聴くと、確かにケリーがボーカルをとる曲もあるのだが、ナイトレンジャーとして発表するべきではなかっただろうと言える。ここにはフィッツのキーボードもジェフとのギターバトルもジャックの声もないのだから。当時にこれをナイトレンジャーの復活アルバムとして聴かされたらきっとがっかりしただろう。 でも、今このアルバムを聴いてみるとアルバムとしては悪くない。これはこれでかっこいいアルバムだと思う。ゲイリーの特徴のある(高音にクセのある)ボーカルを活かした渋めのロックアルバムとなっている。[1]、[2]、[3]とかいいし、後半のバラードはゲイリーのボーカルだったからできたようなエモーショナルな楽曲である。また、ケリーの歌うバラード[4]はハモリの入れ方など、このアルバムの中では最もナイトレンジャーらしい(当然だが)。 結論は、ナイトレンジャー名義でなければもっと素直に受けいられたアルバムなのではないかな。
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