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DISCOGRAPHY |
THE BIG LIFE (1987) |
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1. |
BIG LIFE |
2. |
COLOR OF YOUR SMILE |
3. |
LOVE IS STANDING NEAR |
4. |
RAIN COMES CRASHING
DOWN |
5. |
THE SECRET OF MY
SUCCESS |
6. |
CARRY ON |
7. |
BETTER LET IT GO |
8. |
I KNOW TONIGHT |
9. |
HEARTS
AWAY |
いわゆる問題作といわれている4枚目のアルバム。 ヒットを狙い、プロデューサーも変え(EUROPEの「THE
FINAL
COUNTDOWN」のプロデューサー、ケヴィン・エルソン)さらにキーボードを前に押し出したソフトな路線のアルバムとなった。そしてなんといっても極めつけは、[5](この曲のみプロデュースはデビット・フォスター)だろう。シンセサイザーが全面に渡って使われているおしゃれとも言える楽曲。この曲をシングルにした時点で、NRは終わったと言える・・・ 自分もこのアルバムは全てのアルバムの中で最後に買ったアルバムだ。このアルバムに対する悪い評価とこのアルバムからすでに耳にしていたシングル[5]によって、どうせ駄作なんだろうと思っていたから。でも実際聴いてみるとそんなことはなくて、おかしいのは[5]だけだということを知った。他の曲はこの曲のように今までの路線から大きく外れているというようなことはないよ。 一曲目は[1]は前作のオープニングを引き継いだ形。こっちの方が曲に迫力があって好きだ。[2]なんかは結構ギターも活躍しててかっこいいメロディアスな曲だ。イントロがかっこいい。そして続くはかなりポップな[3]。ここまでポップな曲は今までなかったんじゃないかな。好きだけど。一転してシリアスなバラード[4]。1stの"CALL
MY
NAME"の曲でずっとドラマチック。 そして問題の[5]。イントロで、もうだめだ〜、と感じる。アレンジ次第ではもっと聴ける曲になりそう(完成度は高いと思う)だけど、やっぱりNRの曲じゃないな、これは。どう考えてもこの曲だけ浮いてるぞ。 [6]でまた元の路線に戻ってくる。これは1stでケリーが歌っていそうな明るい曲。なかなか。[8]もまた明るい曲(ボーカルはジャック)でまあまあかな。最後はしっとりとしたバラード[9]。これはNRのバラードの中ではそんな好きではないほうかな。キーボードとかはキレイなんだけど、歌が負けてる。 ということで、このアルバムは[5]をすっとばせば、全然いけてます。キーボードの占める割合がかなり高くポップなアルバムとなっていますが。きっと1からアルバムを集めるとしたら順番は最後になってるアルバムなんじゃないかとも思うけど、他のアルバムが気に入った人ならば絶対買って損はしないよ。
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