Album
DAWN PATROL
MIDNIGHT MADNESS
7 WISHES
THE BIG LIFE
MAN IN MOTION
FEEDING OFF THE MOJO
NEVERLAND
SEVEN
GREATEST HITS
LIVE IN JAPAN
ROCK IN JAPAN '97
singles

DISCOGRAPHY

SEVEN (1998)
1. SIGN OF THE TIMES
2. JANE'S INTERLUDE
3. PANIC IN JANE
4. DON'T ASK ME WHY
5. KONG
6. MOTHER MAYHEM
7. SOUL SURVIVOR
8. SEA OF LOVE
9. CRAZY WORLD
10. PEACE SIGN
11. WHEN I CALL ON YOU
12. REVELATION
Bonus Track
13. LET HIM RUN

 再結成後2枚目となるアルバム。前作からのインターバルが1年と、最近のアーティストにしては大変早いサイクルで届けられたアルバムである。
 プロデューサーはノエル・ゴールデンとジャック、ケリーの共同プロデュース。前作は音に奥行きがない感じを受け、それが曲からライブ感を奪ってしまっていた気がしたが、今作はその点では解決されている。また、曲数も過去最大の13曲。このことからも、バンド(主にジャック&ケリーだろうが)が勢いに乗っていたことを感じる。
 久しぶりに勢いあるスピードソング[1]でスタート。NRらしい曲である。やっぱり始まりはこうでなくちゃ。ギターソロも弾きまくってる。そして[3]の前奏のような[2]をはさんで[3]へ。ミドルテンポな曲だがなかなかいい。
 そして得意のバラード[4]。ボーカルはジャックで、そのメロディが素晴らしく、耳にサビが残る。またバラードといえばケリーの歌う[9]も穏やかで美しい曲だ。前作から出てくるようになった軽めのロックソング[10]もキャッチーな曲でなかなかである。
 そしてまた美しいバラード[11]。アコースティック調の穏やかな曲。いい曲である。その後、本編の締めはとなる[12]は1曲目と同様のスピードソング。イントロは不気味な感じなんだけど、サビに向けて勢いよくたたみかける感じがあって、こっちの方が好きだな。
 ボーナストラックは前作に引き続いてリメイク。アコースティックギターの部分がピアノになってる。いい曲はアレンジ変えてもいい曲だね。
 曲数が増えた分ちょっと中盤部分が間延びした気もするが、最初と最後の勢い(前作にはこの勢いはなかった)と途中に組み込まれている何曲もの素晴らしいバラードによって満足することができるアルバムだ。